1日1枚音楽記録

ほぼ自分用

Rage Against The Machine『Rage Against The Machine』

今回のアルバムはRage Against The Machineの1st『Rage Against The Machine』。 SLAYERにミクスチャーっぽい気持ちよさがあるという話をしたので、 今回はミクスチャーのマスターピースを。 熱量が凄い。最初から最後まで。熱いのはジャケットだけじゃない…

Keith Jarrett『The Survivors' Suite』

今回のアルバムはKeith Jarrettの『The Survivors' Suite』。 キースは、73年からアメリカにてカルテットを組んでいた。 ヨーロッパで組んだカルテットと区別するため、そのカルテットは俗に「アメリカン・カルテット」と呼ばれるらしい。まんまだ。 今回の…

SLAYER『God Hates Us All』

今回のアルバムは引き続きSLAYERの『God Hates Us All』。 先日タワレコのメタルコーナーを歩いていたんだけど、どうにもこのアルバムが気になって衝動買いしてしまった。 悪魔とか死体とかをフィーチャーしたおどろおどろしいジャケットが並んでいる中で、 …

SLAYER『Reign In Blood』

今回のアルバムはSLAYERの『Reign in Blood』。 よく聴いていたんだけど、この度買い直したので記事にしてしまうことにする。 スラッシュメタルはたびたび聴くんだけど、 今まで聴いた中だとぼくはSLAYERが一番好き。 ひたすらダークでサタニックで、ひたす…

ASIAN KUNG-FU GENERATION『ソルファ』

今回のアルバムはASIAN KUNG-FU GENERATIONの『ソルファ』。 アジカンは今までベストしか聴いたことがなかったのだけど、 この度この『ソルファ』の再録盤が発売されたと聴いたので、いい機会だと思い聴いてみることにした。 めちゃめちゃ聴きやすいアルバム…

Moon Safari『Himlabacken Vol. 1』

今回のアルバムはMoon Safariの『Himlabacken Vol. 1』。 あっ、これめちゃくちゃ好きだ…… 前作『Lovers End』同様、バチバチの変拍子や10分前後の大曲をポップにまとめあげるバランス感覚は遺憾なく発揮されている。 けれども、前作よりもちょっと身近に…

Keith Jarrett『The Melody At Night, With You』

今回のアルバムはまたまたKeith Jarrettの『The Melody At Night, With You』。 これは本当に泣ける。二週目を聴いているときのぼくはもう終始「エフッエフッ」って音しか出せなかった。 このアルバムは、キースが慢性疲労症候群にかかった後、 献身的に病床…

サニーデイ・サービス『愛と笑いの夜』

今回のアルバムはサニーデイ・サービスの『愛と笑いの夜』。 先日聴いた『東京』の次に発表されたアルバムだ。 今回も日本語の良さがハッキリと感じられる良いアルバムだなあ。 前回よりエレクトリックな音になっている。「街の夜」という感じ。特に前半。 …

Keith Jarrett / Charlie Haden『Jasmine』

今回のアルバムは、Keith JarrettとベースのCharlie Hadenが共演した2010年のアルバム『Jasmine』。 両者は実に30年ぶりの共演だそうな。30年前のアルバムを聴いてないからこの点に関しては何も言えんが、やっぱりファンからするとかなり大きな意味を持つ盤…

Rainbow『Bent Out of Shape』

今回のアルバムはRainbowの『Bent Out of Shape』。 Rainbowというと、Deep Purpleよりもさらにリッチー・ブラックモアのワンマンバンド的なイメージがあり、 ギターが前面に出るゴリゴリのハードロックをやっているのだろう、という先入観を持っていた。 前…

Bill Evans『Interplay』

今回はBill Evansの『Interplay』。 ピアノトリオに、ギターのジム・ホール(彼とは『Undercurrent』でも共演している)、トランペットのフレディー・ハバードを迎え、 ビル・エヴァンスの作品の中でも珍しい5人編成での録音となっている。 とにかくギターと…

Bill Evans『Moon Beams』

今回のアルバムは、Bill Evansの『Moon Beams』。 『Waltz for Debby』の後に、ベースのスコット・ラファロが交通事故で死んでしまったため、チャック・イスラエルという新しいベースを迎えて作られたアルバムだ。 やたらと落ち着いた曲ばかりが収録されてい…

Deep Purple『In Rock』

今回のアルバムはDeep Purpleの『In Rock』。 Deep Purpleの曲をアルバム通して聴くのは初めてだ。 単曲ではよく聴くんだけどな。 ギターを買った人間が最初にやるのはまずもって「Smoke on the Water」のリフだと相場が決まっている。 んで、次に「Burn」を…

Le Orme『Felona E Sorona』

今回のアルバムはLe Ormeの『Felona E Sorona』。 Le Ormeは67年にイタリアはヴェネツィアで結成されたグループ。 もとは5人組のビートポップバンドだったらしいが、途中で3人組になり、プログレに傾倒しだしたとか。 イタリアのELPと称されることが多いらし…

Keith Jarrett『The Köln Concert』

すさまじいアルバムに出会ってしまった。 今回のアルバムはKeith Jarrettの『The Köln Concert』。 マイルス・デイヴィスなどのもとで活躍した後、ソロピアニストとしてキャリアを歩み始めたKeith Jarrett。 そんな彼が1972年から行い始めた新しい試みが、「…

Atoll『L'araignee-mal』

今回のアルバムは、Atollの2ndアルバム『L'araignee-mal』。 Atollは1972年にフランスで結成されたバンドで、この前聴いたTai Phongとは違いフランス語で歌詞を書いている。 とはいえ、ボーカルが入る部分は多くないのだが。 ほとんどのパートがインストで、…

Moon Safari『Blomljud』KA-ON2

こちらのほうがより牧歌的で心地いいなあ。 アコースティック楽器と歌が目立っている。 30分超の大作「Other half of the sky」も、流れるような展開と美しいメロディのおかげでダレることなく聴き通せる。 次作『Lover's End』より、こちらのアルバムのほう…

Moon Safari『Blomljud』

今回はMoon Safariの2ndアルバム『Blomljud』。 Moon Safariはスウェーデンで2003年に結成されたバンドで、 スウェーデン……というかFlower Kingsを髣髴とさせるような透き通った音と、 ポップで美しい曲作りが持ち味。 特に、プログレ的な変拍子をポップに処…

I Pooh『Parsifal』

今回のアルバムは、I Poohの『Parsifal』。 I Poohは60年代にイタリアでデビューし、未だに国内で高い人気を誇っているという国民的ポップスバンドなのだが、 70年台前半にはオーケストラと組んだり、大作の曲を発表したりと当時としては前衛的な活動をして…

Tai Phong『Windows』

今回もTai Phongから。2ndアルバム『Windows』。 前作は水墨画のような趣のあるジャケットだったけど、 今作のジャケットも武士と桜の木をあしらったもの。 日本好きなんかな? 確かに彼らの叙情性は日本の歌謡曲とも通じるものがあるとは思うけども。 今作…

Tai Phong『Tai Phong』

今回のアルバムは、フランスのプログレバンド「Tai Phong」の1stアルバム『Tai Phong』。 イギリス、イタリア、ドイツ……ヨーロッパのプログレにはそれぞれの国の特徴が出るような気がするし、それが魅力の一つなのだが、 フランスのプログレについては、ほと…

Penguin Cafe Orchestra『Penguin Cafe Orchestra』

今回のアルバムはPenguin Cafe Orchestraの2ndアルバム、『Penguin Cafe Orchestra』。 Penguin Cafe Orchestraは、ブライアン・イーノのレーベルからデビューした環境音楽バンド。 1980年代には、そのアートワークの珍奇さもウケて一世を風靡したとか。 同…

The Cardigans『Life』

今回はThe Cardigansの『Life』。 20年ほど前に日本でも大流行したアルバムらしい。 まずヴォーカルのニーナ・パーションがいい! 気怠げながらも楽しげで、もう聴いてるだけで幸せな気分になっちゃう。 しかもフワフワ一辺倒ではなく、たまにコブシを効かせ…

The Mahavishnu Orchestra『The Inner Mounting Flame』

今回のアルバムはジャズ・ロックの金字塔The Mahavishnu Orchestraから、 その1stアルバム『The Inner Mounting Flame』。 すさまじい熱気と集中力だ。 めちゃくちゃに上手い人達がめちゃくちゃに集中して激しいインタープレイを繰り広げる、もうそれだけで…

world's end girlfriend『SEVEN IDIOTS』

今回はworld's end girlfriendの『SEVEN IDIOTS』。 world's end girlfriendといえば某コピペで有名だけど、 今回はそのアルバムとはちょっと趣が異なり、 「最初にAメロ/Bメロ/サビという一般的な形式の唄ものを作曲し、その後、ヴォーカル・パートを完全に…

MAROON5『Songs About Jane』

昨日がとことん重いアルバムだったので、今回は軽めのアルバム。 MAROON5の『Songs About Jane』。 全体に淡く哀愁が漂ってはいるものの、ボーカルの声質と軽快なリズムのせいかあまり本気には聴こえないなあ。 近付いたら「なんとなくアンニュイな気分なん…

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『SABRINA HEAVEN』

今回のアルバムは『SABRINA HEAVEN』。 THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが最後にリリースしたフルアルバムだ。 重い。とにかく重い。 しこたま酒を飲んで徹夜した後のような頭の重さ。 凄まじい迫力だ。この迫力が表現できるボーカルはチバユウスケをおいて他に…

THE PINBALLS『PLANET GO ROUND』

今回もTHE PINBALLSで、『PLANET GO ROUND』。 11/16に発売されたばかりのニューアルバムだ。 前作の『さよなら20世紀』が昨年の10/21に発売されているので、約一年ぶりのアルバムということになる。 前作に比べて横ノリ気味の曲が増えた印象。 歌詞も前作の…

THE PINBALLS『さよなら20世紀』

今日のアルバムはTHE PINBALLSの『さよなら20世紀』。 ニンジャスレイヤーのEDになっていた「劇場支配人のテーマ」を聴いて、「これは!」と思ったので購入しました。 叩きつけるような力強いシャウト、エッジの立ったギター! これこれ!こういうガレージロ…

King Crimson『Isrands』

今回の『Isrands』も、ずっと前からレンタルで愛聴していたものをこの度書い直したもの。 これも相当好きなアルバム。 どれくらい好きかというと、King Crimsonのスタジオアルバムの中では、これが一番好きかもしれないほど。 日によるけどネ。今日はIsrands…