Dream Theater『When Dream and Day Unite』
古本まつりCD・最後の一つ。
屋台のディスク墓場の中で「Dream Theater」の名前を見つけ、
「まさかこんなところにドリムシがあるなんてことは無いでしょ…」と混乱しながらも、一応引っ張りあげてみると、このジャケットが目に入り、ますます混乱。
「Dream Theaterとしか書いてないぞ?これはDream Theaterのアルバムじゃないんじゃないか?日本のビジュアル系バンドかなんかのDream Theaterって名前のアルバムなんじゃないか?」と疑心暗鬼に陥りつつも、一応購入。
帰ってググってみると、本作が正真正銘、Dream Theaterの1stアルバムであることが判明。しかも似たような疑心暗鬼に陥っていた人が他にもいたことが分かった。
予想外のところで欲しかったCDに巡り会えるとなんだか無性に嬉しいよね。Amazonばっか使ってるのも良し悪しだよなあ。
さて、一聴した感想だけど、
まず、音が良くない。……これが一番キツい。
そんでもってボーカルが弱い。ハイトーンが出るのはいいんだけど、どうもヘロヘロしていて、以後のアルバムに馴染んだ耳にはいまいちに聴こえてしまう。
ただ、楽器隊は素晴らしい。めまぐるしい変拍子に乗ってギターとキーボードが絡むインストパートには、後の面影がハッキリと感じられて思わずニヤニヤ。今作ではスラッシュメタルっぽい刻みも多用されていて、ますますそのキレの良さが楽しめる。
ちなみに、本作を聴いた後、
「イヤー、まあなかなか良かったな!Images and Wordsが出世作とか言われてるけどこれもまあなかなかのもんじゃん!よっしゃ、ホントにImages and Wordsの方が良かったかおっちゃんが確認したろ!」
とナメた気持ちでImages and Wordsを再生したところ、完全にブッ飛ばされました。完全に。
Images and Words、最高~~~!!二度と疑ったりしません!!!
お気に入り度★★
「The Ytse Jam」と「Light Fuse and Get Away」が好きでした。
音質の悪さとボーカルの声に慣れないせいで微妙に聴こえるというのも大きいだろうし、何回も聴いていけば評価も変わるんだろうなあ
まずは他のアルバム聴きますが……