La Máquina de Hacer Pájaros『Peliculas』
今回のアルバムは、アルゼンチンのプログレバンド「La Máquina de Hacer Pájaros」の『Peliculas』。
南米のプログレを聴くのは初めてなので、聴く前まではなんとなく「ラテンのリズム」的な荒削りなものを想像していたのだけど、
最初の曲が流れ出したとたんに、その先入観は完全に打ち砕かれた。
荒削りなんてものとは程遠い、あまりにも叙情的な音。
あくまでもソフトでドリーミーな音像は、イタロを彷彿とさせる。
かといってリズムが弱いかというとそんなことはなく、緩急がしっかりついたテクニカルな演奏も聴かせてくれる。
いや~、これはすごいぞ。プログレの喜びが詰まっている。全然知らないバンドだったけど手を出してよかった。
南米……なるほどね!!
お気に入り度★★★★
「Ruta perdedora」が好きでした。すごい幸福感。