1日1枚音楽記録

ほぼ自分用

OGRE YOU ASSHOLE『アルファベータ vs. ラムダ』

今回のアルバムはOGRE YOU ASSHOLEの2ndアルバム、『アルファベータ vs. ラムダ』。 これと1stは「Homely以後よりずっとオルタナっぽい」という評判が聞こえてきたこともあって聴いていなかったのだけど、ライブで「フラッグ」などを聴いたことで興味が沸い…

Vintage Trouble『The Bomb Shelter Sessions』

今回のアルバムはVintage Troubleの『The Bomb Shelter Sessions』。 近年話題のロックンロールバンド、Vintage Troubleの2012年の作品だ。 一曲目、「Blues Hand Me Down」から完全にノックアウトされた。 ブルージーなギター、滅法にソウルフルなボーカル…

SOUND HOLIC『想 -OMOI-』

今回のアルバムはSOUND HOLICの『想 -OMOI-』。 初聴じゃないけども、帰省した際久々に聴いて「やっぱりいいなあ!」と感銘を受けたので。 中学生時代にめちゃくちゃ聴いたなあ。中学通して一番聴いたアルバムなんじゃないだろうか。 『想 -OMOI-』は、SOUND…

Miles Davis『Round About Midnight』

今回のアルバムはMiles Davisの『Round About Midnight』。 そろそろMiles Davisを聴こうかなあと思い、適当に目についたやつを借りてきたんだけど、どうやら代表作の一つらしい。 やったね。 ジャケットの不穏な印象とは裏腹に、 ウォームでリリシズムに満…

Jamiroquai『A funk odyssey』

今回のアルバムはJamiroquaiの『A funk odyssey』。 Jamiroquaiも星野源と同じく(ホンマか?)ブラックミュージックをポップに昇華しているアーティストの一人だけども、 このアルバムは比較的ハードで、ディスコチックな曲が多い気がする。 低音が効いてい…

星野源『YELLOW DANCER』

今回のアルバムは星野源の『YELLOW DANCER』。 星野源に対してはなんとなく食わず嫌いをしていたけれど、 いざ聴いてみると……案外良い。 ソウル、ファンク、テクノなど、ブラックミュージックの影響は多分に感じられるんだけど、 「日本語でブラックミュージ…

OGRE YOU ASSHOLE『ハンドルを離す前に』

今回のアルバムはOGRE YOU ASSHOLEの新作『ハンドルを離す前に』。 初聴の感想は「感情がないなあ」というものだった。 歌謡曲的なメロディの良さは失われていないのだけれど、 何らかの感情を起こさせるようなメロディはほとんどない。 良いメロディだけど…

Arctic Monkeys『AM』

今回のアルバムはArctic Monkeysの『AM』。 2013年に出た5枚目のアルバムである。 これはすごい。こういう方向に行くのか。 1st、2ndと聴いてきて、「迸る若さと独特のうねりを持ったガレージバンド」という印象を持っていたけど、 今回はそのうねりがヒップ…

OGRE YOU ASSHOLE『ペーパークラフト』

今回のアルバムはOGRE YOU ASSHOLEの『ペーパークラフト』。 前作の『100年後』に見られたようなドリーミーさ、浮遊感は残っているものの、より音数が抑えられ、研ぎ澄まされたような印象。 まさに「ムダがないって素晴らしい」という感じ。 一点への集中力…

エレファントカシマシ『生活』

今回のアルバムはエレファントカシマシの『生活』。 すばらしいアルバムだった。 いや、すばらしい。ここまでグッとくるアルバムは久しぶりだ。 アルバムの内容としては、終始ボーカルの宮本が叫び、下手なギターをかき鳴らす曲が続くだけなのだけれど、 そ…

OGRE YOU ASSHOLE『100年後』

今回のアルバムはOGRE YOU ASSHOLEの『100年後』。 大傑作『Homely』に次ぐ5thアルバムだ。 前作よりは柔らかくなったような気がする。 『Homely』はほとんど全曲テンポが同じで、完全にコンセプトアルバムという感じだったけど、今回はまだ少し解れた感じが…

OGRE YOU ASSHOLE『浮かれている人』

今回のアルバムはOGRE YOU ASSHOLEの『浮かれている人』。 週末のライブに行くことを急遽決定したので今まで聴いていなかったアルバムを片端から聴いていきます。 確かに、「浮かれている人」だ。 全体的にめちゃくちゃ明るいし、やたらと楽しそう。 曲それ…

Keith Jarrett Trio『Somewhere Before』

今回のアルバムはKeith Jarrett Trioの『Somewhere Before』。 ここでいうKeith Jarrett Trioというのは、ポール・モチアン、チャーリー・ヘイデンの両名と組んだトリオ。後にこの編成にデューイ・レッドマンが加わり、アメリカン・カルテットになる。 この…

Joy Division『Unknown Pleasures』

今回のアルバムはJoy Divisionの『Unknown Pleasures』。 これまた有名なジャケットですね。 暗い曲調の曲ばかりではないのだけど、 全曲がひどく冷ややかだ。身体の芯以外を削ぎ落とされて吹きさらしにされるような感覚に陥る。 単調であまり上手いとは言え…

Der Kreuzchor Dresden『Konzertprogramm mit A-cappella-Chören』

今回のアルバムはDer Kreuzchor Dresdenの『Konzertprogramm mit A-cappella-Chören』。 Der Kreuzchor Dresdenは日本では「ドレスデン聖十字架合唱団」として有名。その起源は13世紀に遡るという、由緒正しき少年&男声合唱団である。 このアルバムは、その…

Scopions『Virgin Killer』

今回のアルバムはドイツのバンドScopionsの『Virgin Killer』。 過激なジャケットゆえにほとんどの国で即発禁処分になったという伝説の1枚だ。 別にオッサン達がむさかったから発禁になったわけではない。このジャケットは修正後のもので、修正前のものは………

Bon Jovi『The Circle』

今回のアルバムはBon Joviの『The Circle』。 1984年にデビューしたBon Joviが、2009年に発表した作品である。 やっぱり何を置いてもいいのはJon Bon Joviのボーカル。 適度に枯れていながらも、年を感じさせないほど力強い。 これはなるほど、高いセールス…

Pink Floyd『Meddle』

今回のアルバムはPink Floydの『Meddle』。 ずっと気になっていたけどやっと入手しました。 妙なジャケットだなあ、なんか毛のようなものが見えるけど何かの動物なのかなあ、といろんな想像を巡らせていたけど、 ツイッターで「開いてみると耳だということが…

Gorillaz『Gorillaz』

今回のアルバムはGorillazの1stアルバム『Gorillaz』。 Gorillazというのは架空のバンドで、メンバーは一切匿名、表向きの顔としてコミックイラストが用意されているのみ。 実際はBlurのデーモン・アルバーンが率いるグループであることは周知の事実みたいだ…

Keith Jarrett『Treasure Island』

今日のアルバムはKeith Jarrettの『Treasure Island』。 この記事のアルバムと同じ、アメリカン・カルテットでの作品ですね。 ウワッ!楽しい!! まさに「宝島」、少年好みの冒険譚的なポップさとロマン。 確かにSurvivors' Suiteと同じメンバーのはずなん…

Pink Floyd『Wish You Were Here』

今回のアルバムはPink Floydの『Wish You Were Here』。 これまたド有名なジャケットですね。人が燃えてるやつ。人が燃えてるジャケットを扱うのはRage Against The Machine以来です。 それまでシド・バレットを中心に活動してきたPink Floydだけども、『Dar…

The Velvet Underground『Velvet Underground & Nico』

今日のアルバムはThe Velvet Undergroundの『Velvet Underground & Nico』。 ジャケットだけはやたらよく見る。サブカル気取り大学生のTシャツとかで。 う~ん、発展途上感があるなあ…… 退廃的な歌詞も、繰り返しを多用した音の少ない演奏も、サイケデリック…

Roland Kirk『Volunteered Slavery』

今回のアルバムはRoland Kirkの『Volunteered Slavery』。 Roland Kirkは全盲のサックスプレーヤーだが、 ジャケットを見て分かる通り、単なるサックス吹きではない。 一気に数本の管楽器を咥えて、アマガエルのように頬を膨らませて、息継ぎもなしに吹く、…

レキシ『Vキシ』

今回のアルバムはレキシの5thアルバム『Vキシ』。 人のブログで紹介されているのを見かけて、「オ!レキシアルバム出してたんか!!」と勢いで購入してしまった。 なんとなく新年っぽいしいいチョイスなのでは? ジャケットも書き初めっぽいし…… レキシは1s…

A.C.T.『Last Epic』

スウェーデンのバンド、A.C.T.の3rdアルバム『Last Epic』。 なんだろう……サーカス感がある。 歌メロは終始スッと入ってくる馴染みやすいものなんだけれど、 演奏は二転三転、コロコロ変わって十転くらいするぞ。 Dream Theaterもかくやとばかりのゴリゴリプ…

2016年めっちゃ聴いたアルバム10選

あけましておめでとうございます。 表題の通りです。ほぼ自分用のメモです。 2016年に出たアルバムではなく、 2016年に聴いたアルバムです。 Sculpture of Time/La’cryma Christi 1月あたりに買ってめっちゃハマった。 人の勧めで買ってみて、え~?でもV系…

Bill Evans『alone』

今回のアルバムはBill Evansの『alone』。 これまではトリオでの作品を主に聴いてきたけど、今回はピアノソロ。 ピアノソロはまだキース・ジャレットの作品しか聴いたことがないので、比較対象を据えることで生まれる発見があればいいなあと思って購入した。…

Samla Mammas Manna『Klossa Knapitatet』

今回のアルバムはSamla Mammas Mannaの3rdアルバム『Klossa Knapitatet』。 最近寒いのでSamla Mammas Mannaばかり聴いてます。 タイトルは「踊る鳥人間」と訳されるが、これは「資本主義をぶっ壊せ!」という左傾スローガンをもじったものらしい。 ちなみに…

minimum electric design『幻想郷 Electronic Shoegazer』

今回のアルバムはminimum electric designの『幻想郷 Electronic Shoegazer』。 もともとminimum electric designは気になってたんよね。 『極東アウトブレイク弐』やら『ファンタスティックパンダワールド』といったコンピで曲を聴いて、すごく気に入ってい…

Samla Mammas Manna『FamilyCracks』

今回のアルバムはSamla Mammas Mannaの最終作『FamilyCracks』。 Samla Mammas Mannaは70年代にスウェーデンを中心に活躍したグループで、グループ名の意味は「ママのマナを集めろ」ということらしい(意味不明)。YouTubeにライブ映像が転がってたけれど、…