無為
最近は無為な日々を過ごしております。
特に昨日などは酷いものでした。
この日はバイトが終わった後、昼過ぎまでツイッターを見ながらベッドに転がっておりました。
昼過ぎになってようやく、
「このまま家で転がっていてはいけない、外に出て何事かを為さなくては」
と思い、服を着て家を出たのですが、
普段何もしていないせいで、これといってやりたいことも思いつかなかったので、ひとまず部室に向かうことにしました。
部室には、大量のゲームがあります。
その山をひとしきり眺めているうちに、案の定、私は初志を完全に忘れさり、「メタルギア2」をプレイすることに決めてしまいました。
私は全てを忘れてゲームに没頭しました。
夢中になってゲームをプレイしていると、冷房を18度に設定していたことと、扇風機をつけっぱなしにしていたことが祟り、だんだん寒くなってきましたが、そんな些事に構っている余裕はありません。
肘で冷える腹をかばったり、全身の筋肉に力を入れたりなどして、必死で寒さに抵抗しながらゲームを進めていきましたが、所詮たいした筋肉もない身体。午後も5時を回った頃、ついに耐え切れなくなり、部室を飛び出しました。
部室を出たころには、「自転車に跨がり東大路を走り抜ければ、身体も暖まるだろう」と自身の回復力を信頼しきっていたのですが、蒸し暑いはずの自宅に帰ってきても、一向に身体は暖まりません。それはそうです。4時間も冷風に晒され続けていたのですから。
思わぬ体調不良に焦った私は、とりあえず寝ることにしました。
体調が悪くなった場合、とりあえず寝る、という行動は非常に有効です。
この時もわたしは無事に部屋の暑さで目を覚ましました。
まずは自身の体調回復に安堵し、眠気を覚ますために顔を洗い、しかるのちに時計を確認しました。
8時でした。
その後何をしたのかは、ほとんど覚えていません。
このように、何も為すことのない生活を送っている私ですが、
「為」という字に対しては好感を抱いています。
綺麗に三段並んだ□、そして最下段の灬が、
青々と稲の茂った棚田を思わせるからです。
美しい風景、豊かな作物の実り、これ以上に人の手による「為」を象徴するにふさわしいものがあるでしょうか。
まことに美しい漢字だと思います。
ちなみに、先ほど調べてみたところ、「為」という漢字は「象」と「爪」が組み合わされて生まれた会意文字だそうです。象を手懐ける様子を表しているとか。
臭そう。
全くとりとめのない記事になってしまいましたが、ここで全部消して書きなおしたりしていたら今後ブログを書いていく気力が一切なくなってしまうことが容易に予想されます。
ここは一つ明日からがんばっていくことにして、今日はこの辺りで終わりにしましょう。
それでは~ ノシ