Tower of Power『Soul Vaccination: Live』
今回のアルバムはTower of Powerの『Soul Vaccination: Live』。
98年のライブの様子を収めたライブアルバムだそうな。
Tower of Powerは、70年代から現在まで活躍している老舗のファンクバンド。最盛期は70年代だったと言われることが多いようだけど……このアルバムも凄い!
のっけからえげつない熱量でうねりながら疾走、そのまま前のめりな緊張感を失うことなくタイトなグルーヴが最後まで続く。
いや、すごいなこれ。結成30年のバンドとは到底思えない前のめり感。メンバーの高年齢化も進んでおり、主要なメンバーは当時すでに50代だったそうだけど……いや、すごい。到底年齢を感じさせない迫力。まさにTower of Powerだ。
しかもその迫力を維持したまま、ヘタれもダれもせず最後まで鳴らし切る技術がある。これは年季からくるものだろうか。
Tower of Powerを聴くのはこれが初めてだったが、一気に興味を持たされてしまった。
一回通して聴いたらヘトヘトになっちゃうから何度もリピートはできないけどネ。
50代の体力に完全敗北している20代のぼく……
お気に入り度★★★★
「Soul With A Capital 'S'」が好きだった。初っ端から完全にやられたなあ。