サニーデイ・サービス『東京』
今回のアルバムはサニーデイ・サービスの『東京』。
サニーデイ・サービスは全く知らなかったのだけど、先日このアルバムに収録されている曲「恋におちたら」を聴く機会があって、
「これは!」と思ったのでアルバムを買ってみた。
いや~、大正解でしたね。最近当たり続きだ。
このアルバムは『東京』という名前の通り、アルバムを通して一つの街の情景を描いているように思える。
ほとんどの曲が恋にまつわるものだけど、不思議とそれを意識することはなかった。
むしろ想像されるのは、ひなびた畳敷きの下宿の二階に住んでいる男子大学生の生活……とくに何にも打ち込まず、フラッと外出してみたりする平凡な大学生……
そんなノスタルジックな雰囲気がかなり好みです。
歌詞も曲もコンセプトもはっぴいえんどの『風街ろまん』の影響を受けている気がするんだけど、
はっぴいえんどが描いたのは70年代の街、サニーデイ・サービスが描いたのは90年代の街という感じ。歌詞も音も。
いや、どっちも経験してないんだけどね。
お気に入り度★★★★
「恋におちたら」「青春狂騒曲」「コーヒーと恋愛」が好きでした。
日本語っていいなあ~ イヤ~