Deep Purple『In Rock』
今回のアルバムはDeep Purpleの『In Rock』。
Deep Purpleの曲をアルバム通して聴くのは初めてだ。
単曲ではよく聴くんだけどな。
ギターを買った人間が最初にやるのはまずもって「Smoke on the Water」のリフだと相場が決まっている。
んで、次に「Burn」をやろうとして、
「えっと、6弦の3フレットを親指で……ン!?!?」と驚くことになると。あるあるですね。あるある。私です。
Ritchie Blackmore狂の後輩による先入観のせいか、
Deep PurpleといえばやっぱりRitchie Blackmoreのギタープレイの印象が強かったのだが、
Ian Gillanのヴォーカルも良いなあ。鬼気迫るハイトーンのシャウトもさることながら、低音域もシブくてカッコいい。
なんとなくハードロックといえばギターを聴くものという先入観があったけど、
このアルバムを聴く限りそんなこともないなあ。
むしろ、バンド全体が一丸となって前のめりに疾走する感じ。
ロックンロールから地続きのハードロックという感じがして、とても気持ちがいい。
なるほどなあ。ハードロック、いいなあ。
今度はRainbowでも借りてみようかな。Ritchie狂の後輩に。
お気に入り度★★★★
「Speed King」「Flight of the Rat」が好きだった。