レキシ『Vキシ』
今回のアルバムはレキシの5thアルバム『Vキシ』。
人のブログで紹介されているのを見かけて、「オ!レキシアルバム出してたんか!!」と勢いで購入してしまった。
なんとなく新年っぽいしいいチョイスなのでは?
ジャケットも書き初めっぽいし……
レキシは1stと2ndしか聴いたことがなかったけど、
めちゃくちゃ進化してるな!!!
2nd以降のポップ路線が、行き着くところまで行き着いてる。
2ndを聴いた時はまだ「ああハイハイ、こういう曲あるよね!」「これあの曲のパロディじゃん!」みたいな、型があった上でオマージュを楽しむタイプの聴き方をしていたけど、
今や完全に独自の到達点に達しているなあ。一聴して圧倒される。
多彩だけど多すぎない音の絶妙なバランス、わかりやすく耳馴染みの良いメロディ、相変わらずアホらしい歌詞。まさにポップ。これがポップ。すべての音に対して納得がある……
そういう、ハッキリとした「池田貴史」という土台があった上で、
様々なゲストとの化学反応がこれまた楽しい。
特に最後の「最後の将軍」、これはズルいよなあ。
松たか子の歌がまた良くて、一気に曲に引き込まれる。一気に胸に来る。理不尽に感動しちゃう。
その前の8曲目、9曲目で気が緩んだところにこれですよ。
狙いすました一撃って感じだ。見事にやられた。
お気に入り度★★★★
「SHIKIBU」「最後の将軍」が特に良かった。