Avicii『True』
今回のアルバムはAviciiの『True』。
名曲と名高い「Wake Me Up」や「Hey Brother」は聴いたことがあったのだけど、「せめて1枚はアルバム通して聴かないとAviciiを聴いたことがあるとは言えないだろうなあ……」と変なプライドを発揮してしまったので、今回は2013年のアルバム『True』を聴くことにした。
Aviciiは、カントリーとEDMを融合させた曲風で知られている……というイメージがあった。
実際、ぼくが聴いたことがあった「Wake Me Up」と「Hey Brother」はまさにカントリーEDMといった感じの曲風。
でも、この曲風はあまり好きになれなかったな。カントリーの魅力である素朴さとたえず揺れ動くようなノリが失われた上に、EDMのゴリゴリ感も失われたように感じた。いいところを潰し合ってる。
クラブで踊りまくって「そろそろゴリゴリのEDMは疲れたな……」というところにコレが流れてきたら、嬉しく気持ち良く感じることは想像できるけどもね。聴く場・体験は重要だよなあ。
それよりも、5曲目以降のストレートなEDMのほうが好みだった。
歌メロも良いし、ドロップのメロディもどこか冷静で気持ちいい。
まだこのジャンルについてはド素人だし、他の人と比較した時Aviciiの個性がどこにあるかということについては述べられないんだけど、
Guettaよりはロック的であるような気がするな。歌モノではあるんだけれどリフを聴かせる構成になってる曲が多い気がする。
特に7曲目の「Shame On Me」とか。
こういうのは好きだな。どちらかというとEDMよりもハードコアとかに求めたい要素な気がするけど。
お気に入り度★★★
「Shame On Me」「Liar Liar」が好き。