ポルカドットスティングレイ『骨抜き E.P.』
今回のアルバムはポルカドットスティングレイの『骨抜き E.P.』。
Youtubeで「テレキャスター・ストライプ」の動画を見て、「これは!」と思ったので。
これは……ねえ。こんなん好きにならないわけないでしょ。
ギターはイントロのカッティングもサビのバッキングもソロも、とにかくキレッキレで気持ちいいし、ボーカルは椎名林檎っぽい喉にかかった歌い方がカッコいいし、発音のリズム感も気持ちいい。ベースとドラムは跳ねて踊りまくるのにめちゃくちゃキレが良い。
もうこんなん、好きにならないわけないでしょ。ズルいわ。
特にギターがいい。久々に「あっ、ストラトってカッコいい……」と思わせてくれるようなキレッキレの演奏が聴けた。
で、アルバムの方はどうかというと。
全4曲のEPながら、幅の広さを見せつけてくれるようだった。
バラードからハイテンションなロックまで、更には変拍子も……
一曲目以外あまりにも椎名林檎っぽすぎるのはご愛嬌。
一曲目はコードや拍子が鉄ト探とか<echo>projectみたいな東方アレンジサークルを彷彿とさせるけど……別に影響受けてるわけじゃないだろうな。
ときたまボーカルの細さが気になってしまう箇所があるなあ。
2曲目みたいにボーカル一本で曲を牽引していくタイプの曲は難しい気がする。これからの進化に期待。
ギター、ベース、ドラムは文句なしに全員カッコいいです。
お気に入り度★★★★
「テレキャスター・ストライプ」が圧倒的。
いいバンドが出てきたなあ。4月末にミニアルバムが発売されるっぽいので期待しとこ。