Bill Evans『Moon Beams』
今回のアルバムは、Bill Evansの『Moon Beams』。
『Waltz for Debby』の後に、ベースのスコット・ラファロが交通事故で死んでしまったため、チャック・イスラエルという新しいベースを迎えて作られたアルバムだ。
やたらと落ち着いた曲ばかりが収録されている。
これは、同時期に録音した曲を、落ち着いたものと明るいものに振り分け、落ち着いたものを『Moon Beams』に収録したためだそうだ。
しかし、落ち着いているのは曲調だけではない。
やはりベースがグイグイ来なくなったためか、全体的に音楽がゆったり流れるようになっている気がする。
そして、ビル・エヴァンスのみが目立つようになっている。
う~ん。やっぱり、上記の要因が重なって鈍重で退屈に聴こえるな。
落ち着くっちゃ落ち着くんだけど、眠くなる。
お気に入り度★★★