1日1枚音楽記録

ほぼ自分用

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Bill Evans『alone』

今回のアルバムはBill Evansの『alone』。 これまではトリオでの作品を主に聴いてきたけど、今回はピアノソロ。 ピアノソロはまだキース・ジャレットの作品しか聴いたことがないので、比較対象を据えることで生まれる発見があればいいなあと思って購入した。…

Samla Mammas Manna『Klossa Knapitatet』

今回のアルバムはSamla Mammas Mannaの3rdアルバム『Klossa Knapitatet』。 最近寒いのでSamla Mammas Mannaばかり聴いてます。 タイトルは「踊る鳥人間」と訳されるが、これは「資本主義をぶっ壊せ!」という左傾スローガンをもじったものらしい。 ちなみに…

minimum electric design『幻想郷 Electronic Shoegazer』

今回のアルバムはminimum electric designの『幻想郷 Electronic Shoegazer』。 もともとminimum electric designは気になってたんよね。 『極東アウトブレイク弐』やら『ファンタスティックパンダワールド』といったコンピで曲を聴いて、すごく気に入ってい…

Samla Mammas Manna『FamilyCracks』

今回のアルバムはSamla Mammas Mannaの最終作『FamilyCracks』。 Samla Mammas Mannaは70年代にスウェーデンを中心に活躍したグループで、グループ名の意味は「ママのマナを集めろ」ということらしい(意味不明)。YouTubeにライブ映像が転がってたけれど、…

Rage Against The Machine『Rage Against The Machine』

今回のアルバムはRage Against The Machineの1st『Rage Against The Machine』。 SLAYERにミクスチャーっぽい気持ちよさがあるという話をしたので、 今回はミクスチャーのマスターピースを。 熱量が凄い。最初から最後まで。熱いのはジャケットだけじゃない…

Keith Jarrett『The Survivors' Suite』

今回のアルバムはKeith Jarrettの『The Survivors' Suite』。 キースは、73年からアメリカにてカルテットを組んでいた。 ヨーロッパで組んだカルテットと区別するため、そのカルテットは俗に「アメリカン・カルテット」と呼ばれるらしい。まんまだ。 今回の…

SLAYER『God Hates Us All』

今回のアルバムは引き続きSLAYERの『God Hates Us All』。 先日タワレコのメタルコーナーを歩いていたんだけど、どうにもこのアルバムが気になって衝動買いしてしまった。 悪魔とか死体とかをフィーチャーしたおどろおどろしいジャケットが並んでいる中で、 …

SLAYER『Reign In Blood』

今回のアルバムはSLAYERの『Reign in Blood』。 よく聴いていたんだけど、この度買い直したので記事にしてしまうことにする。 スラッシュメタルはたびたび聴くんだけど、 今まで聴いた中だとぼくはSLAYERが一番好き。 ひたすらダークでサタニックで、ひたす…

ASIAN KUNG-FU GENERATION『ソルファ』

今回のアルバムはASIAN KUNG-FU GENERATIONの『ソルファ』。 アジカンは今までベストしか聴いたことがなかったのだけど、 この度この『ソルファ』の再録盤が発売されたと聴いたので、いい機会だと思い聴いてみることにした。 めちゃめちゃ聴きやすいアルバム…

Moon Safari『Himlabacken Vol. 1』

今回のアルバムはMoon Safariの『Himlabacken Vol. 1』。 あっ、これめちゃくちゃ好きだ…… 前作『Lovers End』同様、バチバチの変拍子や10分前後の大曲をポップにまとめあげるバランス感覚は遺憾なく発揮されている。 けれども、前作よりもちょっと身近に…

Keith Jarrett『The Melody At Night, With You』

今回のアルバムはまたまたKeith Jarrettの『The Melody At Night, With You』。 これは本当に泣ける。二週目を聴いているときのぼくはもう終始「エフッエフッ」って音しか出せなかった。 このアルバムは、キースが慢性疲労症候群にかかった後、 献身的に病床…

サニーデイ・サービス『愛と笑いの夜』

今回のアルバムはサニーデイ・サービスの『愛と笑いの夜』。 先日聴いた『東京』の次に発表されたアルバムだ。 今回も日本語の良さがハッキリと感じられる良いアルバムだなあ。 前回よりエレクトリックな音になっている。「街の夜」という感じ。特に前半。 …

Keith Jarrett / Charlie Haden『Jasmine』

今回のアルバムは、Keith JarrettとベースのCharlie Hadenが共演した2010年のアルバム『Jasmine』。 両者は実に30年ぶりの共演だそうな。30年前のアルバムを聴いてないからこの点に関しては何も言えんが、やっぱりファンからするとかなり大きな意味を持つ盤…

Rainbow『Bent Out of Shape』

今回のアルバムはRainbowの『Bent Out of Shape』。 Rainbowというと、Deep Purpleよりもさらにリッチー・ブラックモアのワンマンバンド的なイメージがあり、 ギターが前面に出るゴリゴリのハードロックをやっているのだろう、という先入観を持っていた。 前…

Bill Evans『Interplay』

今回はBill Evansの『Interplay』。 ピアノトリオに、ギターのジム・ホール(彼とは『Undercurrent』でも共演している)、トランペットのフレディー・ハバードを迎え、 ビル・エヴァンスの作品の中でも珍しい5人編成での録音となっている。 とにかくギターと…

Bill Evans『Moon Beams』

今回のアルバムは、Bill Evansの『Moon Beams』。 『Waltz for Debby』の後に、ベースのスコット・ラファロが交通事故で死んでしまったため、チャック・イスラエルという新しいベースを迎えて作られたアルバムだ。 やたらと落ち着いた曲ばかりが収録されてい…

Deep Purple『In Rock』

今回のアルバムはDeep Purpleの『In Rock』。 Deep Purpleの曲をアルバム通して聴くのは初めてだ。 単曲ではよく聴くんだけどな。 ギターを買った人間が最初にやるのはまずもって「Smoke on the Water」のリフだと相場が決まっている。 んで、次に「Burn」を…

Le Orme『Felona E Sorona』

今回のアルバムはLe Ormeの『Felona E Sorona』。 Le Ormeは67年にイタリアはヴェネツィアで結成されたグループ。 もとは5人組のビートポップバンドだったらしいが、途中で3人組になり、プログレに傾倒しだしたとか。 イタリアのELPと称されることが多いらし…

Keith Jarrett『The Köln Concert』

すさまじいアルバムに出会ってしまった。 今回のアルバムはKeith Jarrettの『The Köln Concert』。 マイルス・デイヴィスなどのもとで活躍した後、ソロピアニストとしてキャリアを歩み始めたKeith Jarrett。 そんな彼が1972年から行い始めた新しい試みが、「…

Atoll『L'araignee-mal』

今回のアルバムは、Atollの2ndアルバム『L'araignee-mal』。 Atollは1972年にフランスで結成されたバンドで、この前聴いたTai Phongとは違いフランス語で歌詞を書いている。 とはいえ、ボーカルが入る部分は多くないのだが。 ほとんどのパートがインストで、…

Moon Safari『Blomljud』KA-ON2

こちらのほうがより牧歌的で心地いいなあ。 アコースティック楽器と歌が目立っている。 30分超の大作「Other half of the sky」も、流れるような展開と美しいメロディのおかげでダレることなく聴き通せる。 次作『Lover's End』より、こちらのアルバムのほう…

Moon Safari『Blomljud』

今回はMoon Safariの2ndアルバム『Blomljud』。 Moon Safariはスウェーデンで2003年に結成されたバンドで、 スウェーデン……というかFlower Kingsを髣髴とさせるような透き通った音と、 ポップで美しい曲作りが持ち味。 特に、プログレ的な変拍子をポップに処…