ASIAN KUNG-FU GENERATION『ソルファ』
今回のアルバムはASIAN KUNG-FU GENERATIONの『ソルファ』。
アジカンは今までベストしか聴いたことがなかったのだけど、
この度この『ソルファ』の再録盤が発売されたと聴いたので、いい機会だと思い聴いてみることにした。
めちゃめちゃ聴きやすいアルバムだなあ。
直情的な轟音ギターロックに、抽象的ながらも想像しやすい歌詞。
ジャケットにあるような郊外の住宅地で送る青春をイメージしちゃうな。勝手にコンセプトアルバムとして聴いちゃう。
そして、勝手にセンチメンタルでノスタルジックな気分になっちゃう。
でも高校時代にアジカン聴いてたときは完全に感情移入してたし、いつ聴くかによってイメージが全然異なるんだろうなあ。
なんというか、「世代感」って大事ですね。
サニーデイ・サービスの『東京』とか、はっぴいえんどの『風街ろまん』なんかを聴いたときは、「ああ、こういう時代もあったんだろうなあ……」なんて経験してもいない世界に対してノスタルジーを抱いていたけど、
『ソルファ』の世界は経験してきてるわけだから、ノスタルジーの切実さが全然違う。
今聞けてよかったな。
お気に入り度★★★★
「君の街まで」「サイレン」「海岸通り」が好きだった。