The Beatles『Abbey Road』
急に忙しくなり、全く一日一枚音楽を聴く時間がとれなくなりました。
暇を見つけたら更新していきたいと思っていますが、
もう「一日一枚音楽記録」ではないなあ……
というわけで、久々の一枚は
ジャケットは古今東西全てのCDの中でも一二を争うほどに有名ですが、
その内容となると案外知らない人が多いような。
何を隠そう、ぼくもその一人でした。
解散前最後のアルバムだと聞いていたので、
なんとなくとっ散らかったものをイメージしていたのだけど、
意外にもまとまりが良い。後半なんかメドレーになってるし。
ゴリゴリのハードな曲から爽やかでとぼけた曲まで、バリエーションが豊かなのだけど、
それがギリギリのバランスでまとめられてる感じ。
King Crimsonの『Red』を彷彿とさせる緊張感と開放感。
バラバラだったビートルズのメンバーは、このアルバム一点においてのみなんとか歩調を合わせ、結局アルバムを出した後解散した。
その事実が、通りにあるただ一本の横断歩道を渡るメンバー達の写真に表現されているような気がして、
切なくなってしまうな……
この瞬間だけはみんな同じ歩幅で、同じ方向を向いて歩いているけど、
次の瞬間には各々の目的地へ向かって別れていってしまうんだろうな……
そう考えると、凄いジャケット、良いジャケットだよなあ……
お気に入り度★★★★
「Here Comes The Sun」が好き。後半のメドレーは全曲良い。