THE PINBALLS『さよなら20世紀』
今日のアルバムはTHE PINBALLSの『さよなら20世紀』。
ニンジャスレイヤーのEDになっていた「劇場支配人のテーマ」を聴いて、「これは!」と思ったので購入しました。
叩きつけるような力強いシャウト、エッジの立ったギター!
これこれ!こういうガレージロックバンドがいくつも出て来る今の時代は最高ですね。
曲はボーカルとリードギターを軸にゴリゴリ前に進んでいくんだけど、かといって荒削りすぎるわけでもなく、展開がキャッチーで上手い。男臭すぎないポップさがある。もっとバシバシ売れてもおかしくなさそう。売れそう。売れてくれ。
音だけじゃなく、歌詞もTHE PINBALLSの魅力の一つ。
このアルバムにはヴィクトリア朝イギリスを思わせる暗く殺伐とした歌詞の曲が多いのだけど、これがガレージロックなジャキジャキした曲調とマッチしていて素敵。これは文句なしに彼らの発明だろう。
「さよなら20世紀」のようなクリーンな曲の歌詞も良い。こう、灰色の空の中に希望が見えるような……ウワッ抽象的なことしか言えん……
ボーカルの声質もあいまってNICO Touches the Wallsを想起させるような感じもあるなあ。
お気に入り度★★★★
「劇場支配人のテーマ」「スノウミュート」が良かった。
高評価出しすぎだな最近。