Dr.Feelgood『Stupidity』
今日のアルバムはDr.Feelgoodの『Stupidity』。
大傑作のライブアルバムである。邦題は『殺人病棟』。……殺人病棟とは?
いや、しかし、『殺人病棟』という邦題をつけたくなるのも頷ける内容だった。
ゴリゴリの横ノリに乗せて、リー・ブリローが叫ぶ!!ハーモニカを吹きまくる!!そしてその音の竜巻のなかを稲妻のごとく切り裂くのは、不世出のギタリスト、ウィルコ・ジョンソンのカッティング!!
いや、エゲツない切れ味。確かにこれは殺人病棟ですわ。
ボーカルのリー・ブリローも相当なもんだけど、
やはり圧倒的に目立つのは、ギターのウィルコ・ジョンソン。
カッと目を見開き、ひたすら前後運動を繰り返しつつ、素手でえげつないカッティングを繰り返す。
その姿から、「サイコ」というあだ名で呼ばれていたとか。そのギターの構え方がマシンガンに例えられることもある。
うん……どう見ても異常者だわな。
それがめちゃくちゃカッコいいんだけど。
お気に入り度★★★★★
いっぺんノッてしまえば最高のライブアルバムだ。
「She Does It Right」「Roxette」が好き。