Gorillaz『Gorillaz』
今回のアルバムはGorillazの1stアルバム『Gorillaz』。
Gorillazというのは架空のバンドで、メンバーは一切匿名、表向きの顔としてコミックイラストが用意されているのみ。
実際はBlurのデーモン・アルバーンが率いるグループであることは周知の事実みたいだけど……表向きには、匿名のバンドらしい。
コミックイラストからは、底抜けに頭の悪いコミックバンドのようなものを想像してしまうけれども、
実際はロックとヒップホップ……それだけじゃないな、様々な音楽、様々な音をごちゃまぜにして、その中で着地点を探しつつフラフラ歩くような、
実験的、退廃的ながらもポップな音楽になっている。
この匿名性も合わさって、なんだか全てが新しいアルバムのような気がして無性にワクワクしてしまう。
いや、16年前のアルバムなんだけどね……
2000年以降は最近、という感覚がどうしても抜けないな。2001年は16年前、いや16年前て……ええ……
お気に入り度★★★★
「Clint Eastwood」「Sound Check(Gravity)」「19-2000」が好きだった。こりゃ次作も聴きたいな。